コミュ力を鍛えるのをやめたきっかけ。育児界でペアトレが「発達ちゃんだけじゃなく定形ちゃんにもイイ」と評判になったぐらいに「苦手を克服しようと思っても徒労で終わることが多いよ。それより得意を伸ばすとくっつくように苦手が伸びることもあるよ」という情報も入ってきまして。
まさに我が子の不得意を克服しようと躍起になっていた時。ああ、私は今、この子にかわいそうな事しちゃってると目が覚めて、苦手克服はやめて得意なとこをグイグイ引っ張った結果、苦手分野が苦手ではないくらいまで伸びたんですよ。
なんかもうそれで、私も自分のコミュ障克服することに労力使うのがバカバカしくなっちゃって。会話テクニック本たくさん買ったし読んだけど、付け焼刃的にできるようにはなっても、MP残量ほぼ0で倒れるし。もういいやって。
私のことどう思われてもいいや。ただ、相手に対して尊敬と感謝の念を持つとこだけはキープ。あとはもう、全ての下心捨てたんですよ。そしたらかえってコミュニケーションがうまくいってます。限られた人限定だけど。わかってくれる人だけでいいかなって。そう思えるようになってから肩の力抜けました。
みんなに嫌われないようにっていうのも、下心だったんですよね。コミュ障なりの気遣いのつもりだったんですが。相手のテイクを前提にした図々しい下心だったなあと、今となって思います。
ビジネス界隈ではテクニック的な会話術は必要かも。でも主婦界隈でぜんっぜん使えなくて。不特定多数の主婦と馴染むには別の能力、あれは多分、あれですよ。あれが必要。多数派の女性に備わったアレです。ありゃもう、無理っすわwww
ちなみに、3年前はこんなふうに悩んでた。「ふわふわとした世間話ができないとコミュ障」と思い込んでた時期。
人見知りはしないしおしゃべりは好きだけどコミュ障がどうにもならなくて。検索しても、言ってることはわかるんだけど…てテクニックはたくさん出てくる。でも、どうも何か…それができりゃはなからコミュ障じゃないじゃんでことが多くて
— ビビビのビタ子の呟く方 (@rabbit_vita) November 9, 2016
コミュ障に対してよく「相手に興味を持ってインタビュアーになるといい」というのを見るけど、「手がないなら手の代わりになるもので代用すれば良い」ぐらいざっくりでわかりづらかった。多分コミュ上手な人発信のアドバイスなんだろうな。コミュ障が語るコミュ障対策はとても参考になる。
— ビビビのビタ子の呟く方 (@rabbit_vita) November 9, 2016
吉田尚記さんの「コミュ障は治らなくても大丈夫」を読んだ感想だったと思う。